サクッと英文法 第2文型
勉強法
2019.03.01
サクッと英文法 単語の品詞では、英文は5タイプしかないことを説明した。
しかし、ざっくりとしか説明できていなかったので、もう少し詳しくみておく必要がある。
今回は第2文型について説明していこう。
目次
第2文型って?
第2文型は、主語(S)+動詞(V)+補語(C) で構成される文だ。
英語の例文でよく使われる(どのタイミングで使うのかは不明)
これは第2文型。
これだけいうと役に立たなそうだが、かなり重要な文型だ。
1つずつみていこう。
基本のカタチ
先ほどの例文をみてみよう。
これは主語である「This」と、補語である「pen」がイコールになっている。
これが第2文型のポイント。
S = Cの関係だ。
「A = B」ということを言えれば、「A ≠ B」も言えるし、「A > B」も言える。
比較の構造も第2文型がベースだ。
第2文型を考える時は、SとCの関係性に注意してみよう。
補語(C)になるもの
サクッと英文法 単語の品詞でも紹介したが、C = 名詞、代名詞、形容詞だ。
順にみていこう。
C=名詞の場合
これは This is a pen. と全く同じ構文。
いくらでもパターンが作れる。
名詞A=名詞Bという構造になっていることを押さえておこう。
C=形容詞の場合
これはどうだろうか?
名詞と形容詞が等価というと少し変な感じがするかもしれないが、形容詞=名詞を説明する単語だと考えれば、わかりやすいと思う。
形容詞の叙述用法と限定用法(とばしてOK)
ちょっとだけ小難しい話。
Miku is the girl. と Miku is beautiful. を合体させると
となるわけだが、これはどうなっているのだろうか?
は Miku を beautiful が後ろから説明している。
このように形容詞が後ろから名詞を説明する用法を叙述用法という。
一方で
の場合は beatiful が girl を前から説明している。
形容詞が前から名詞を説明する用法を限定用法という。
詳しくは形容詞の回に説明するので、今回は叙述用法と限定用法というのがあることだけ知っておいてほしい。
ただし、構造的には Miku = girl になっている、ということはきちんと理解しておくこと。
小難しい話おわり。
第2文型をとる動詞
文の型を決めるのは動詞だ。
サクッと英文法 第1文型で軽く触れたが、自動詞の中には第2文型を取るものがある。
主語の状態を表す動詞は第2文型を取る場合が多い。
第2文型を取る動詞はある程度決まっているので、代表的な動詞は覚えてしまおう。
第2文型を取る代表的な動詞 |
be = 「〜である」
become = 「〜になる」 feel = 「〜と感じる」 get = 「〜になる」 go = 「〜になる」 lie = 「〜の状態にある」 look = 「〜にみえる」 remain = 「〜のままである」 seem = 「〜のようだ」 smell = 「〜のにおいがする」 sound = 「〜のように聞こえる」 turn = 「〜になる」 taste = 「〜の味がする」 |
まとめ
今回は第2文型について説明した。
第2文型は S + V + C の形をとり、S = Cの関係になるのが一番のポイント!
第2文型を作る動詞はある程度決まっているので、今回紹介したものくらいは覚えておいてほしい。
比較の文を考える上でのベースにもなる。
きちんと復習して理解しておくこと。
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