プレストとは
プレストの目標
プレストの目標はこれからの時代を生き抜くための学力を身につけてもらう事です。
学力というと「”学”校の勉強ができる”力”」だという認識が一般的ですが、僕はそうは思いません。
阪大にいたころ、周りにいたのは当然ながら勉強の出来る人たちばかりでした。
ところがいざ就職となるとなぜかみんな苦戦します。
一方で、有名ではない大学から有名企業に行く人もいれば、起業する人だっています。
僕は大学受験のとき、志望校を“名前”で決めました。
なのに”阪大”という名前を使ってもうまくいかないのはなぜなのか？
悩んだ結果、一つの答えに行きつきました。
その違いは「自分の考えがあるか」ということです。
もはや”他人の名前”で戦える時代ではないのです。
自分の考えを持つために
「自分の考え」というのは、急に降ってくるものではありません。
日々の生活で学んだ事が下地となって、生まれてくるのです。
だから、いかに学ぶか？が重要になってくるのです。
学校での勉強をただの暗記だと考えて、ただ教科書を覚え、問題を解いていたのでは、絶対に学ぶ力は身に付きません。
問題意識を持ち、課題を設け、解決する。
この一連の流れを習慣化することで、「学ぶ力」が身につき日々の生活から多くの事が得られるようになります。
こうして手に入れたものが「自分の考え」として身に付き、個性となるのです。
個性を育むために
個性は生まれながらにして得るものではなく、今までに得てきたものの現れだと考えています。
僕たち教育者は、いかに多くのものを与えることができるかが勝負です。
塾でアルバイトをしていたとき、ただ義務として勉強をさせられている生徒をたくさん見てきました。
他の講師もただ仕事として勉強を教えているだけ。塾という業態を考えれば当然の事かもしれませんが、僕はどうにも腑に落ちませんでした。
もっと伝えたいことがあるのに、アルバイトの身で勝手にマニュアルから外れたことをするわけにもいきません。
その問題点を解決するために立ち上げたのがプレストです。
プレストの意味
プレストは「前もって刺激を与える=プレ・ストレス」からきています。
ただ何も考えずに言われたことをすればいいこれまでの塾と違って、なぜ勉強するのか？といったところから、勉強方法、時間管理の方法まで一人ひとりにあった方法を”一緒に”考えていきます。
僕たちは最終決定をしません。僕たちは数多くの選択肢を提案しますが、その提案をもとにどうするのか自分自身で決定してもらいます。
最終決定をするまでのサポートはしますが、自分で考える事が多くなるので、どうしても大変になります。
でも、プレストを卒業するころには、自分で考える力が身についているはずです。
僕たちにできる事
偉そうなことを言っていますが、結局僕たちにできることは、「学ぶ力」を身につけるお手伝いだけです。
「次のテストで100点アップさせてほしい！」といったご要望にはお応えできません。
ただ、現状うまくいっていないのであれば、変わる「きっかけ」くらいは示せると思います。
とにかく点数アップ！と躍起になっているのであれば、一度冷静になって「本当に必要なものは何か？」を考えてみるのはいかがでしょうか？
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