サクッと英文法 第4文型 | 淀川区 個別指導塾 淀川区三国の個別指導ならプレスト

サクッと英文法 単語の品詞では、英文は5タイプしかないことを説明した。

しかし、ざっくりとしか説明できていなかったので、もう少し詳しくみておく必要がある。

今回は第4文型について説明していこう。

第4文型って？

第4文型は、主語(S)＋動詞(V)＋目的語(O)＋目的語(O) で構成される文だ。

特徴的なのは目的語が2つあること。

サクッと英文法 第3文型で紹介したように、目的語は動作の対象だった。

それが２つあるのはどういうことだろうか？

1つずつみていこう。

基本のカタチ

「SはIOにDOをVする」というイメージでいいだろう。

2つ目的語は、1つ目の方を間接目的語(IO)、2つ目を直接目的語(DO)と言って区別する。

どっちでもいいと言うわけではない。

例文で、Miku と flowers を逆にしてしまうと、えらいことになる。

「私は花にミクをあげます」では意味が通らない。

まぁ日本語訳をするときはおかしいのに気づけると思うが、問題は英作だ。

適当にやっていると、どっちがどっちかわからなくなってしまうので、きちんと理解しておこう。

直接目的語は物を、間接目的語は人を表す場合が多い。

S + V + 人 + 物だと覚えておこう。

第3文型への書き換え

直接目的語は物を表すが、これってどこかで見たことがないだろうか？

例えば、

これは第3文型だ。

目的語は物になっている。

一応文章としては完結している。

しかし、これに動作対象となる相手を付け加えることもできる。

こうすればほとんど第4文型と同じ内容を表すことになる。

書き換えると対象（例文ではMiku）を強調するようなニュアンスになるが、書き換え問題では同じ意味の文として扱ってもらえばいい。

giveは前置詞にtoを使ったが、他にforを使ったりするものもある。

(ちなみに、forを使うタイプの動詞はbuy型、toを使うタイプの動詞はgive型と言ったりする。あとは変わり種でofを取るaskもある。）

違いとしては、直接面と向かってするようなことはgive型で、相手が目の前にいなくてもできるようなことはbuy型だと思ってもらえればいい。

giveの場合は、目の前に相手がいないと渡せない。

でもbuyの場合は買うだけ買っておくことはできる。
（結局そのあと直接会ってgiveすることにはなるかもしれないが）

まぁ覚え方はあるが、何度も見ているうちに自然と覚えれると思う。

以下に第4文型を取る動詞をまとめておく。

書き換えたときに使う前置詞単位でわけておくので、確認しておいて欲しい。

第4文型を取る動詞

まとめ

今回は第4文型について説明した。

第4文型は間接目的語(IO)と直接目的語(DO)の2つの目的語を取るのがポイント。

直接目的語は物を、間接目的語は人を表す場合が多ので、S + V + 人 + 物だと覚えておこう。

また、第4文型は第3文型に書き換えることもできる。

このとき、目的語の後ろに前置詞を取るが、動詞によって取る前置詞が違う。

第４文型を取る動詞を覚えるときは、書き換えのときにどの前置詞を取るのかまで含めて覚えておこう。