サクッと英文法 単語の品詞
勉強法
2019.02.22
目次
英文に必要なもの
英語でも日本語でも文は単語からできている。
そしてその単語は品詞に分類できる。
細かいことを…と思うかもしれないが、どうせならきちんと理解しておこう。
正直な話、品詞なんかどうでもいいといえばどうでもいい。
僕たちも日本語を話すときに品詞なんか意識していない。
だが、英語を指導するとき、現状では文法用語を使って説明するのが一般的だ。
「ここには名詞がこないとおかしいので、選択肢にあるdoingは現在分詞ではなく動名詞だと考えればいいですね。」
などと説明されても意味がわからなくなってしまう。
だからこそ、日本で英語を教えてもらう以上、文法用語は必須だと思って頑張って理解してほしい。
品詞の種類
英語の品詞には、
名詞
代名詞
動詞
形容詞
副詞
前置詞
接続詞
間投詞
の8つがある。
細かいことはおいおい説明していくので、今回はざっくり説明していく。
名詞
名詞はもっとも登場頻度が高い。
dogとかcatとみたいに、モノやコトを表す単語のことだ。
押さえるべきポイントは、単数形か複数形かということ。
中学校でも序盤で習うのだが、案外いい加減になっている人がいるので注意が必要だ。
a dogs とか絶対に書かないように!
ややこしいのは可算名詞と不可算名詞というのがあって、そもそも数えられない名詞も存在するということだ。
dogs はありだけど、watersはない。
まぁこのあたりは名詞の節で詳しく説明していくので、とりあえず、いまは
名詞=モノやコトを表す単語
と覚えてくれればいい。
代名詞
代名詞は繰り返しを避けるため、名詞を置き換える単語だ。
例えば
「加藤圭一は中学生です。加藤圭一はイケメンです。加藤圭一には高校生のお兄さんがいます。加藤圭一のお兄さんもイケメンです。」
みたいな文章があったとき、加藤圭一が登場しすぎてはっきり言ってウザい。
2回目以降は「彼」に置き換えてしまえばスッキリする。
ここでいう「彼」が代名詞だ。
ややこしいのは「彼=he」だが「彼の=his」になってしまうコト。
このあたりは代名詞の節で詳しく説明するので、とりあえず、いまは
代名詞=繰り返しを避けるため、名詞を置き換える単語
と覚えてくれればいい。
動詞
動詞は動作を表す単語で、英文では非常に大事。
僕の先生は「動詞がないと、どうしようもねぇ!」としょーもないことを言っていたが、それくらい重要だ。
動詞は時制やら態だのいろいろ説明するべきことがあるのだが、とりあえず重要なのは動詞は1文中に1つしか登場しないということ!
ちょっと長くなってしまうが、
動詞=動詞は動作を表す単語で、1文中に1つしか登場しない
と覚えておいてほしい。
形容詞
形容詞は名詞を説明する単語だ。(格好つけると修飾するという)
大事なのは名詞をという部分。
easy book とは言っても easily book とは言わない。
easy は形容詞で「簡単な」。
easily は副詞で「簡単に」。
なにが違うんだと思うかもしれないが、「簡単な本」はあっても「簡単に本」では意味がわからない。
微妙な違いだが、重要な違いなのできちんと押さえておく必要がある。
形容詞=名詞を説明する単語
と覚えておこう。
副詞
副詞は名詞以外を説明する単語。
形容詞の項で少し触れたが、easily は副詞で「簡単に」だ。
名詞以外というとややこしいが、例えば動詞を説明して find easily ならありえる。
「find easily = 簡単”に”見つける」だ。
findの難易度を表しているのがわかるだろうか?
動詞を説明するとはこういうことだ。
副詞=名詞以外を説明する単語
と覚えておこう。
前置詞
前置詞は書いて字のごとく前に置く単語だ。
なんの前かというと、名詞だ。
前置詞はその後ろの名詞と合わせて副詞句(とりあえず単語のかたまりだと思っておけばいい)を作る。
on とか in とか挙げだすと結構な数にあるのだが、日本語で言うところの助詞(「〜を」とか「〜に」とか)に該当する。
外国人が「この本”に”ください」みたいなことを言っていて違和感を感じたことはないだろうか?
あれと同じような感じで前置詞はなかなかややこしい。
前置詞の節で詳しく説明するので、とりあえず、
前置詞=名詞の前において副詞のようなはらきをさせる単語
と覚えておこう。
接続詞
接続詞は文と文を繋げる単語だ。
文章は文と文が繋がって作られている以上、接続詞の存在は無視できない。
接続の仕方は等位接続とか逆接とか色々あるが、共通しているのは、文と文が繋がっているということだ。
少しレベルの高い文章を読んでいると、1文が長くて嫌気が差したことはないだろうか?
それは接続詞で文と文が繋がっているのが原因のパターンが多い。
逆に言えばそれだけのコトなので、元の文をイメージして、それぞれの文を訳してあとでくっつければいいだけのことだ。
文章を読む上で重要な接続詞だが、ここで書いていると長くなるので、とりあえず、
接続詞=文と文を繋ぐ単語
と覚えておいてほしい。
間投詞
間投詞は感情を表す単語だ。
Wow! とか Yeah とかそんなの。
文中ではなく単独で用いられるので、あまり難しく考えなくていい。
グラマーの授業でも間投詞について熱く語る先生はあまりいないはずだ。
「いちおうて知ってる」くらいでいい。
間投詞=感情を表す単語
と覚えておこう。
まとめ
今回は英語の8つの品詞について説明した。
かなりざっくりした説明で、これだけで問題が解けるというようなものではないが、英文法を学習する上で品詞の意味を知っていないと、解説が理解できない。
ざっくりでいいので8つの品詞のイメージを押さえておいてほしい。
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