今からでもできる! 夏休みの勉強計画法
勉強法
2019.06.24
もうすぐ夏休みですね!
その前にめんどくさい期末テストがあったりするわけですが、なんにしても夏休みは楽しみなはず!
ただ、遊んでばかりはいられません。
そもそも受験生に夏休みがあるのか?という問題は別にしても、1、2年生だって宿題が山ほど出されます。
いろいろ楽しいイベントがあるからこそ、夏休みにやるべき勉強というのは一層やる気がおきないもの…
なので、今回は少しでもラクに、かつ、効率よく勉強する方法について考えてみましょう!
目次
そもそもなぜやる気がおきないのか?
楽しいイベントが多い
夏休みにやる気がおきないのは、普段よりも楽しいイベントが多いから。
そりゃ勉強なんかしてるよりは、夏祭りにでも行ってた方が楽しいですよね。
じゃあ、勉強を夏祭りより楽しくしてしまえ!という話になるかもしれませんが、これはなかなか難しいでしょう。
そんなワザがあるなら、うちの生徒にとっくに使ってます。
勉強の目的がわからない
夏休みの課題というのは復習メインで、基本的に丸投げです。
「やっといてね〜」と言われて、そう簡単にやる気がでますか?
僕は出ません。
まぁ、言われればやりますし、それが当然ではあるんですが、なかなかやる気は出ません。
いちおう先生は、復習が大事とかのたまうわけですが、言われてやるのはどうしてもやらされてる感が出てしまいます。
言われたからやるのでは、目的が見えないのでただただ苦痛です。
夏休みの課題を有益にする方法
では、上記をふまえて、夏休みの課題を有益にする方法を考えてみましょう。
イベント多すぎ問題対策
まず、イベントが多くて後回しになる問題ですが、これはもうしょうがないです。
だってあるんだもの。
ここでの問題は、課題を馬鹿正直に全部やると時間が足りない!ということ。
単純に足し算しても、かなり厳しいですし、遊んだら疲れるのがあたりまえ。
体力の回復なんて待ってたら、いつまでたっても勉強する時間なんてきやしません。
僕は特にこの傾向が強いのですが、明らかに達成不能な目標はやる気が出ないもの。
1日でチャート1冊全部解く!なんて目標を掲げられても、「ムリ」の一言で終わりです。
なので、やる分量をへらしましょう
「いや、課題はやらないと…」と思うかもしれませんが、どうせやるにしても、密度を変えましょうということです。
例えば、私立文系志望なのに出されてしまった数学の課題。
これ、いる?
そもそも数学がイヤで文系なのに、なんでそんなもんやらなあかんねん。
ごもっともな話で、しかも、こういう場合は数学が苦手なパターンがほとんど。
なのに(というかだから)真面目にやろうとすると莫大な時間がかかって、やる気はだだ下がり。
それなら、わかるとこだけサクッと解いて、わからない問題はさっさと答えみた方が時間効率がいいです。
目的が見つからない問題対策
次に、目的が見つからない問題について。
まず、大前提として目的は自分で見つけるしかありません。
で、問題はどうやって目的を見つけるか?ですが、割と簡単で、今回のテストの結果をよく分析することです。
まず、必要ない(あくまで本人基準ですが)科目については、細かくみてもしょうがないので、置いておく。
残った(本人のなかで)必要な科目をよくみてください。
まず、志望が決まっているなら、配点が高い科目を重点的にやるのがいいでしょうね。
合否に直結するので、モチベーションも上がりやすいと思います。
苦手科目も対策したいところではありますが、エンジンがかかる前に苦手対策から始めると、一気にやる気が削がれる可能性があるので、のってきてからでもいいでしょう。
苦手科目の配点が大きいという場合は、塾なりなんなりでサポートしてもらった方がいいですね。
当塾では相談は無料で受け付けているので、一度ご相談ください。
急に宣伝が入りましたが、次はまだ志望校が決まっていない場合。
得意不得意、好き嫌いの2軸で分けると
2×2で
苦手×好き | 苦手×嫌い |
得意×好き | 得意×嫌い |
の4パターンがあると思います。
この中からどのタイプをやっていくかですが、苦手×好きの科目からやってみるといいですね。
例えば、世界史とか楽しいけど、イマイチ点が出ないんだよね…というケースがあります。
この場合、暗記が追いついていないんだと思われます。
ただ、根本の部分で楽しさがあるので、苦手×嫌いの科目よりは取り組みやすいでしょう。
そして、現状できていないわけなので、少しやるだけでも成長が実感できます。
じゃあ、得意×嫌いと得意×好きはどうなの?という話ですが、得意×嫌いの場合、ほとんどやらなくても問題ないでしょう。
むしろ、注意したいのは、得意×好きのパターンです。
どういう事かというと、やりすぎになってしまう可能性があるからです。
みなさんの周りにもいませんか?
異常に日本史詳しい人。
まぁ悪いことではないんですが、受験は範囲が決まっていて、点数の上限も決まっている以上、やりすぎてもコスパが悪いです。
極端な話、夏祭りにいってるのと同じというか、趣味の領域ですよね。
イヤなことを可能な限り有意義にするのが今回の目的なので、少しずれてます。
有益な学習計画
以上の対策を踏まえると、やるべき対象を絞って、伸び率が高い科目からがんばるのが一番効率がいいです。
もちろん、受験が近いとなると、ごちゃごちゃ言ってる場合ではないんですが、それにしても、効率的な学習は必要です。
注意してもらいたいのは、効率の名の下、点数が出ていない科目からやっていくのはやめた方がいいということ。
モチベーションも含めて、効率を考えるようにしてください。
まとめ
夏休みは楽しいイベントが多くて(塾の視点から見ると)こまったものです。
楽しむ時は思いっきり楽しめばいいと思いますが、やることはやっておいて欲しいところ。
なかなか遊ぶよりも勉強の方が楽しいという領域に持っていくのは大変ですが、どうせやるなら効率的に勉強しましょう。
目的意識がないとやる気もおきないと思うので、自分なりの目標を決めて、好きだけどイマイチ点数の出ていない科目に注目してください。
「この夏はこれができるようになった!」という経験は大きな財産になります。
今のうちに、これだけは!という科目や分野を決めて有意義に夏休みを過ごしてくださいね!
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